日本歴史地名大系 「寒風峠」の解説 寒風峠さむかぜとうげ 宮城県:登米郡東和町嵯峨立村寒風峠錦織の嵯峨立(にしこおりのさがたち)地区から米川の狼河原(よねかわのおいのかわら)地区へ越す峠で、寒風沢(さぶざわ)峠とも称する。綱木(つなぎ)地区の朴(ほお)ノ沢(さわ)から標高二三九メートルの峰越しに畑(はた)ノ沢(さわ)・川端(かわばた)を経て北上川対岸の中田(なかだ)町大泉(おおいずみ)に通じる道筋にあたり、人里遠く離れた峠越えで、現在も車も通らない山越道のままである。「狼河原村安永風土記」に「寒風峠坂、但狼河原町ヨリ嵯峨立通登米郡大泉村江之通用海道、大難所。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by