寛昌(読み)かんしょう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寛昌」の解説

寛昌 かんしょう

?-? 鎌倉時代の僧。
天台宗平教盛(のりもり)(1128-85)の子といわれ,明庵栄西もと出家比叡(ひえい)山でまなび,さらに宋(中国)にわたり天台山の道教法師につく。帰国後,播磨(はりま)(兵庫県)円教寺住持となった。字(あざな)は浄雲。著作に「書写山講式讃章」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android