寛闊者(読み)カンカツモノ

デジタル大辞泉 「寛闊者」の意味・読み・例文・類語

かんかつ‐もの〔クワンクワツ‐〕【寛×闊者】

はで好きの人。はで好み。だて者。
「したりしたり、―めと、人皆うち眺めける」〈浮・一代女・四〉

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精選版 日本国語大辞典 「寛闊者」の意味・読み・例文・類語

かんかつ‐ものクヮンクヮツ‥【寛闊者】

  1. 〘 名詞 〙 はで好みの人。伊達者(だてしゃ)派手者(はでしゃ)
    1. [初出の実例]「かの快滑者(クンクツモノ)は譬へば奈良刀の上面ぎらめきて物の切るる事なく」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)三)

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