寡頭政(読み)かとうせい(英語表記)oligarchy

翻訳|oligarchy

山川 世界史小辞典 改訂新版 「寡頭政」の解説

寡頭政(かとうせい)
oligarchy

限られた少数者集団政治権力が握られている政治形態。古代ギリシアの国家論では,貴族政堕落したものとされていた。史上,前5世紀末ペロポネソス戦争後のアテネの例が有名だが,中世ヨーロッパ都市においても有力市民層(都市貴族)による寡頭支配が行われた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「寡頭政」の解説

寡頭政
かとうせい
oligarchy

少数の者が権力を握って行う政治形態
プラトンやアリストテレスは,貴族政の堕落 (だらく) した政治形態をいった。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android