審判制度

共同通信ニュース用語解説 「審判制度」の解説

審判制度

公正取引委員会課徴金納付命令排除措置命令に対する事業者からの不服申し立てを審査する手続き。2015年4月施行の改正独禁法で廃止されるまで、裁判一審に相当する審判公取委が自ら開いていた。審決と呼ばれる判断が示され、さらに争う場合は東京高裁、最高裁と続く。「公取委が検察官裁判官を兼ねるようなもので不公平だ」との批判があり、廃止後は訴訟として東京地裁が一審を担当するようになった。クアルコムは法改正前に審査請求し、審判が続いていた。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android