排除措置命令(読み)ハイジョソチメイレイ

デジタル大辞泉 「排除措置命令」の意味・読み・例文・類語

はいじょそち‐めいれい〔ハイヂヨソチ‐〕【排除措置命令】

独占禁止法における措置の一つ。私的独占談合カルテルなど同法の規定に違反する行為を行った事業者に対して公正取引委員会が違反行為を排除するために必要な措置を命じること。事業者は、取締役会で再発防止を決議し、従業員周知徹底するなど、コンプライアンスの徹底が求められる。排除措置命令および課徴金納付命令に不服がある場合、事業者は命令の解除を求める審判を請求することができる。→排除命令

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共同通信ニュース用語解説 「排除措置命令」の解説

排除措置命令

独禁法違反の行為をした事業者に対し、速やかに行為を中止し、再発防止策を講じるよう求める行政処分。カルテルや入札談合、私的独占などの一部の行為には、課徴金納付命令が同時に出されることが多い。独禁法は、公正取引委員会が排除措置命令を出す前、違反事業者に処分案を通知し、意見を聴く機会を設けるよう定めている。

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