寸暇を惜しむ(読み)スンカヲオシム

デジタル大辞泉 「寸暇を惜しむ」の意味・読み・例文・類語

寸暇すんかし・む

少し時間も無駄にせず活用する。「―・んで読書する」
[補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「寸暇惜しんで」と「寸暇を惜しまず」について、どちらの言い方を使うか尋ねたところ、次のような結果が出た。
 平成22年度調査令和2年度調査
寸暇を惜しんで
本来の言い方とされる)
28.1パーセント38.1パーセント
寸暇を惜しまず
(本来の言い方ではない)
57.2パーセント43.5パーセント

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android