寸紙(読み)すんし

精選版 日本国語大辞典 「寸紙」の意味・読み・例文・類語

すん‐し【寸紙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 小さな紙。紙の切れはし。
    1. [初出の実例]「去程に此人の書をば世界の者が寸紙(すんシ)をものこさいで重宝したぞ」(出典:寛永刊本蒙求抄(1529頃)七)
  3. すんかん(寸簡)〔広益熟字典(1874)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む