寺入村(読み)てらいりむら

日本歴史地名大系 「寺入村」の解説

寺入村
てらいりむら

[現在地名]会津高田町旭寺入あさひてらいり

会津盆地南西隅にあり、北は池端いけのはた村、東は小川窪おがわくぼ村。南西に小名道地窪どうちくぼ北東に小名新屋敷あらやしきがあり、北五町に端村袖山そでやまがある。近世は会津領から寛永二〇年(一六四三)以降南山御蔵入領で、東尾岐組に属した。文禄三年(一五九四)の蒲生領高目録では高四二八石余。文化一五年(一八一八)の南山御蔵入領組村高帳では高四六二石余。化政期の家数は本村二九・道地窪二一・新屋敷五・袖山二一(新編会津風土記)。明治四年(一八七一)の家数七三(社一・寺三)・人数三七四(人員録)。南の檜木沢ひのきさわ山は元文(一七三六―四一)頃銀が採掘され、寛延(一七四八―五一)頃にも掘られたという(新編会津風土記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android