袖山(読み)ソデヤマ

デジタル大辞泉 「袖山」の意味・読み・例文・類語

そで‐やま【袖山】

和服で、袖の上端の折り目になる部分
洋服で、袖付けの山形になった部分全体。また、その頂点
芝居大道具で、舞台の袖の張り物に描かれた背景の山。

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精選版 日本国語大辞典 「袖山」の意味・読み・例文・類語

そで‐やま【袖山】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 和服で、袖の上の部分で、折目になるところ。
  3. 洋服で、袖付けの肩のあたりの一番高くなる所。袖付け線。
  4. 舞台装置で、舞台の袖の張物に描かれた背景の山。
    1. [初出の実例]「造り物、後方、山の見得、南方に袖山(ソデヤマ)」(出典歌舞伎・傾城青陽𪆐(1794)二)

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