寺原伸夫(読み)テラハラ ノブオ

20世紀日本人名事典 「寺原伸夫」の解説

寺原 伸夫
テラハラ ノブオ

昭和・平成期の作曲



生年
昭和3(1928)年3月1日

没年
平成10(1998)年3月30日

出生地
宮崎県延岡市

学歴〔年〕
宮崎高農卒,モスクワ音楽院〔昭和46年〕卒

主な受賞名〔年〕
ラトビア共和国音コングランプリ

経歴
宮崎高等農林(現・宮崎大学農学部)在学中から音楽に魅せられる。中学校教師を経て、昭和39年から7年間モスクワ音楽院でアラム・ハチャトゥリアンについて作曲を学ぶ幸運に恵まれた。作品に「手のひらの歌」(映画「キューポラのある街」の主題歌)、モノオペラ広島」、「チェロ協奏曲」など。58年恩師の軌跡をつづった「剣の舞・ハチャトゥリアン」を出版

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺原伸夫」の解説

寺原伸夫 てらはら-のぶお

1928-1998 昭和後期-平成時代の作曲家。
昭和3年3月1日生まれ。中学の音楽教師のかたわら,合唱曲「日本の夜明け」や「手のひらの歌」(映画「キューポラのある街」の挿入歌)などを作曲。来日したハチャトリアンの目にとまり,昭和39年から7年間モスクワ音楽院でまなんだ。平成10年3月30日死去。70歳。宮崎県出身。宮崎農専(現宮崎大)卒。作品にモノオペラ「広島」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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