寺司(読み)じし

精選版 日本国語大辞典 「寺司」の意味・読み・例文・類語

じ‐し【寺司】

  1. 〘 名詞 〙 各寺院にあって、その寺の管理の任にあたる人。別当三綱など。
    1. [初出の実例]「寺司等寺主とを拝さしめ」(出典:日本書紀(720)大化元年八月)
    2. 「四年十一月法興寺成、〈略〉以善徳臣寺司」(出典元亨釈書(1322)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android