日本歴史地名大系 「寺小路・新地」の解説 寺小路・新地てらこうじ・しんち 山形県:鶴岡市鶴ヶ岡城下寺小路・新地[現在地名]鶴岡市三光町(さんこうちよう)・睦町(むつみまち)七日(なのか)町の南、東西に通る道の南側一帯にあり、ほとんどが寺地。延宝六年(一六七八)の城下絵図では寺町二三〇間とあり、同年の御家中分限帳(鶏肋編)では寺小路とある。文政六年(一八二三)の城下絵図(鶴岡市郷土資料館蔵)では寺小路と記される。元和八年(一六二二)の酒井氏入部後の城下再編成の際、寺が配置されたとみられる。延宝六年の城下絵図では東から常念(じようねん)寺(現浄土宗)・明伝(みようでん)寺(現真宗大谷派)・龍蔵(りゆうぞう)寺(現曹洞宗)・本住(ほんじゆう)寺(現日蓮宗)・法(宝)林(りん)寺(現曹洞宗)・西楽(さいらく)寺(真言宗)・山伏が並び、内(うち)川端に至っている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報