寺尾五郎(読み)テラオ ゴロウ

20世紀日本人名事典 「寺尾五郎」の解説

寺尾 五郎
テラオ ゴロウ

昭和・平成期の歴史研究家,社会運動家



生年
大正10(1921)年7月4日

没年
平成11(1999)年8月21日

出生地
北海道室蘭市

学歴〔年〕
早稲田大学文学部哲学科〔昭和17年〕卒

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞(特別賞 第41回)〔昭和62年〕「安藤昌益全集」,物見賞(第2回)〔平成1年〕

経歴
学徒出陣の第一陣で出征戦後共産党に入党するが、中共派として除名。江戸時代中期の思想家、安藤昌益研究の第一人者で、安藤昌益研究会代表。主な著書に「先駆安藤昌益」「悪人親鸞」「草莽 吉田松陰」など。「安藤昌益全集」(全21巻 農文協)の編集代表を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android