寺法(読み)じほう

精選版 日本国語大辞典 「寺法」の意味・読み・例文・類語

じ‐ほう‥ホフ【寺法】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 寺のおきて。寺院内規寺社内部の自治法。
    1. [初出の実例]「イマワ ヤウヤウ Jifô(ジホウ)ヲ ヤブラズ」(出典:コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)一)
    2. 「修業のねへものに、長い戒名(けへみゃう)は、やられぬ寺法でござるといはれて」(出典:滑稽本・浮世床(1813‐23)二)
  3. 幕府が寺院取締りのために特に制定した寺社を対象とする制法。→社寺法
    1. [初出の実例]「僧臘に構はず、本寺へも直る。是に依て寺法の害に成也」(出典:政談(1727頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む