内規(読み)ナイキ

デジタル大辞泉 「内規」の意味・読み・例文・類語

ない‐き【内規】

組織内部に適用されるきまり。
弓のまとで、中心に一番近い輪。
[類語]社規会規会則党規党則校規校則軍規軍律

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精選版 日本国語大辞典 「内規」の意味・読み・例文・類語

ない‐き【内規】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 内部の規定。部内の規約。内規則
    1. [初出の実例]「取締人先づその情状を審にして後之を容るるの内規あるが如しと雖も」(出典:日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉一)
  3. 三重の円になった矢の的の最も中心に近い所。内院。
    1. [初出の実例]「随矢疎密鉦有数〈外規一声。次規二声。内規三声〉」(出典内裏式(833)十七日観射式)

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大学事典 「内規」の解説

内規
ないき

大学の内部で通用する規定や決まりの総称。学則のもとに設定される各種の規則等をいう。学則は大学の最も基本的な規則や方針を定めたもので,大学の実際的な運営にはさらに詳細な決まりが必要となり,各種内規を制定する。一般的には「学則―規則―規定―細則要領―基準―申合せ」という構造序列を持つが,その体系や段階数,名称等は大学独自に定め,一様ではない。ただし,学則を頂点とする上位内規ほど適用範囲が広く原則的な内容を持ち,下位内規ほど適用範囲は限定的で内容は具体的となる。内規は全学的審議を経て設定するものもあれば,学部や研究科あるいは各種委員会など個別の組織単位で設定する場合もある。学則の下に設定される内規等は,大学組織,学務,研究,総務人事財務,施設・安全管理,学部・研究科などの領域でそれぞれ設定される。
著者: 大川一毅

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普及版 字通 「内規」の読み・字形・画数・意味

【内規】ないき

内約。

字通「内」の項目を見る

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