対流層(読み)タイリュウソウ

デジタル大辞泉 「対流層」の意味・読み・例文・類語

たいりゅう‐そう〔タイリウ‐〕【対流層】

天体の中で対流が起きている部分地球の場合、大気循環が生じる大気圏や地質学的な時間尺度で粘性流体とみなされる地球内部のマントルに相当する。太陽などの恒星の場合、エネルギー放射ではなく主に対流により運ばれる領域をさす。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の対流層の言及

【太陽】より

…太陽はやがて光を失った小さな天体となってその生涯を閉じるであろう。
[対流層]
 太陽の内部のうち,半径を単位として1/4より内部は原子炉である。そこから外へ向かって7/10に至る層は安定で,エネルギーは放射の形でゆっくりと外へにじみ出していく。…

※「対流層」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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