寿岳しづ(読み)ジュガク シヅ

20世紀日本人名事典 「寿岳しづ」の解説

寿岳 しづ
ジュガク シヅ

昭和期の翻訳家,随筆家,評論家



生年
明治34(1901)年10月23日

没年
昭和56(1981)年6月27日

出生地
和歌山県

本名
寿岳 静子

学歴〔年〕
梅田高女中退

経歴
昭和2年に小説「朝」を発表、12年にハドソン「はるかな国とほい国」を翻訳、また夫の文章とともに和紙研究にとりくみ「紙漉村旅日記」を出すなど文筆活動をつづけた。戦争中は軍国主義を批判し、戦後は革新的な婦人運動でも知られた。「寿岳文章・しづ著作集」(全6巻 春秋社)がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寿岳しづ」の解説

寿岳しづ じゅがく-しづ

1901-1981 昭和時代の翻訳家,随筆家。
明治34年10月23日生まれ。岩橋武夫の妹。兄の同級生の寿岳文章(ぶんしょう)と結婚。英語を独習し,ハドソン「はるかな国とほい昔」などを翻訳する。夫と和紙の研究にとりくみ,共著に「紙漉(かみすき)村旅日記」がある。戦後は婦人運動でも知られた。昭和56年6月27日死去。79歳。大阪出身。梅田高女中退。本名は静子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「寿岳しづ」の解説

寿岳 しづ (じゅがく しづ)

生年月日:1901年10月23日
昭和時代の翻訳家;随筆家
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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