デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寿栄尼」の解説 寿栄尼 じゅえいに ?-? 江戸時代中期-後期の尼僧。名古屋の味噌商(みそしょう)神谷元等(もとひと)の妻。夫の死後に出家。本居宣長(もとおり-のりなが)に和歌をまなび,寛政6年(1794)完成の宣長の「古今和歌集遠鏡(とおかがみ)」の出版を援助。また植松有信(ありのぶ)に学資をだす。子の神谷元邦,孫の元平も学者となり,同家の蔵書は「神谷本」とよばれた。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by