封豕長蛇(読み)ホウシチョウダ

デジタル大辞泉 「封豕長蛇」の意味・読み・例文・類語

ほうし‐ちょうだ〔‐チヤウダ〕【封×豕長蛇】

《「春秋左伝」定公四年から》大きないのししと長い蛇。貪欲どんよくで残忍な人のたとえ。

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精選版 日本国語大辞典 「封豕長蛇」の意味・読み・例文・類語

ほうし‐ちょうだ‥チャウダ【封豕長蛇】

  1. 〘 名詞 〙 ( 大きな猪と長い蛇の意 ) 他からむさぼってやまない人、貪欲な悪人のたとえ。また、暴逆な行為
    1. [初出の実例]「彼の封豕長蛇以て我をして城下の盟をなさしむ可し」(出典:将来之日本(1886)〈徳富蘇峰〉一一)
    2. [その他の文献]〔春秋左伝‐定公四年〕

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