射目人(読み)いめひと

精選版 日本国語大辞典 「射目人」の意味・読み・例文・類語

いめ‐ひと【射目人】

  1. 〘 名詞 〙 射目にいて獲物を待ち受けて射取る役の人。
    1. [初出の実例]「品太天皇(ほむだのすめらみこと)射目人(いめひと)を餝磨(しかま)の射目の前(さき)に立ててみ狩したまひき」(出典播磨風土記(715頃)揖保)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android