射貫く(読み)イヌク

デジタル大辞泉 「射貫く」の意味・読み・例文・類語

い‐ぬ・く【射貫く】

[動カ五(四)]矢や弾丸などを射て貫く。射通す。「杉板を―・く」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「射貫く」の意味・読み・例文・類語

い‐ぬ・く【射貫】

  1. 〘 他動詞 カ行五(四) 〙
  2. 矢や弾丸を放って、的や人間などの対象物を貫き通す。いとおす。いつらぬく。
    1. [初出の実例]「弓手の肩を馬手の脇へつっとゐぬかれて」(出典:平家物語(13C前)一一)
  3. ( 比喩的に ) 要点を的確にとらえる。
    1. [初出の実例]「『青い鳥』の作者も〈略〉子供の目に映った動物性格を、彼は射抜いてゐるのである」(出典:街の物語(1934)〈榊山潤〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む