尊野村(読み)そんのむら

日本歴史地名大系 「尊野村」の解説

尊野村
そんのむら

[現在地名]浅井町尊野

湯次ゆすき村の北に位置。野村とも称した。南東部に徳利とつくり(大日池とも)があり、飲料水・田養水として用いる。文禄五年(一五九六)二月一〇日の米穀借状(平野庄郷記)に「そんのにし」とあり、慶長二年(一五九七)四月二日の畠地売券(同文書)には売主として「尊ノ庄屋孫兵衛」の名がみえる。寛永石高帳によれば高五五一石余で彦根藩領。元禄八年大洞弁天寄進帳では人数二五九、うち寺社方男四・女四。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む