尋ね会う(読み)たずねあう

精選版 日本国語大辞典 「尋ね会う」の意味・読み・例文・類語

たずね‐あ・うたづねあふ【尋会・尋逢・尋合】

  1. [ 1 ] 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 捜し求めて会う。苦労して相手を捜し出す。捜して見つけ出す。
    1. [初出の実例]「御消息あれど、小君は、たづねあはず」(出典:源氏物語(1001‐14頃)帚木)
    2. 「年ふれど行衛もしらぬたらちねよこはいかにして尋あひけん〈平経盛〉」(出典:風雅和歌集(1346‐49頃)釈教・二〇四七)
  2. [ 2 ] 〘 他動詞 ハ行五(四) 〙 互いに尋ねる。互いに捜し合う。また、訪問し合う。たずねかわす。
    1. [初出の実例]「囃し事をして、やがてたづねあふた」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む