御消息(読み)ごしょうそく

精選版 日本国語大辞典 「御消息」の意味・読み・例文・類語

ご‐しょうそく‥セウソク【御消息】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ご」は接頭語 ) 消息尊敬語。多く浄土真宗で、開祖親鸞上人以来、歴代法主から信徒に示された教義上の消息文をさしていう。御文(おふみ)
    1. [初出の実例]「御消息に、くすりあればとて、毒をこのむべからず、とあそばされてさふらふは、かの邪執をやめんがためなり」(出典:歎異抄(13C後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android