小丈夫(読み)ショウジョウフ

デジタル大辞泉 「小丈夫」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょうふ〔セウヂヤウフ〕【小丈夫】

小柄な男。
器量の狭い人物。小人物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「小丈夫」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じょうふセウヂャウフ【小丈夫】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 度量のせまい人物。心のいやしい男。小人物。賤丈夫
    1. [初出の実例]「半塗而廃者、小丈夫也」(出典:垂加文集(1714‐24)二・明石氏字説)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑・下〕
  3. 身長の低い男。小柄な男。
    1. [初出の実例]「必々于々たる小丈夫のごとく、又匹夫匹婦溝涜に経れ候ごときの事は」(出典:白石先生手簡(1725頃)一)
    2. [その他の文献]〔史記‐孟嘗君伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android