小人革(読み)こびとがわ

精選版 日本国語大辞典 「小人革」の意味・読み・例文・類語

こびと‐がわ‥がは【小人革】

  1. 〘 名詞 〙 革商の間でいう鹿の革の一種日本では東北で産し、また、同種大陸からの品は尊重された。きめ細かで薄いところから細工物足袋などに用いられる。
    1. [初出の実例]「正徳の頃まで革足袋両種あり。小人皮〈薄し〉唐皮也。はだへこまかにして革もやはらか也」(出典:随筆・我衣(1825))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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