コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

小作官 こさくかん

大辞林 第三版の解説

こさくかん【小作官】

小作調停法により設けられた小作調停の補助的機関。小作関係の実情調査、争議の予防、また争議の調停にもあたった。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の小作官の言及

【小作調停法】より

…小作争議がおきた場合,当事者の申立てにより裁判所が調停をおこなう制度であり,調停が成立しさらに裁判所が認可した場合には裁判上の和解と同等の効力をもち,調停条項の不履行には強制執行がおこなわれることとなった。この法律に従い,各府県には小作官がおかれ,争議の和解にあたった。小作官の法外調停を含めれば発生争議件数の半分以上が本法で調停されたが,調停法は小作法・小作組合法の流産のうえに成立した単なる手続法であり,地主的土地所有の優位を保証した明治民法を前提としていたため,小作農に不利に作用することが多かった。…

※「小作官」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト世界大百科事典 第2版について | 情報

小作官の関連キーワード地主・小作関係農地調整法横山 周次小作調停法農事調停横山周次争議

今日のキーワード

跋扈

[名](スル)《「後漢書」崔駰伝から。「跋」は越える意、「扈」は竹やな》魚がかごを越えて跳ねること。転じて、ほしいままに振る舞うこと。また、のさばり、はびこること。「軍閥の跋扈」「悪辣な商売が跋扈する...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android