小侍従集(読み)コジジュウシュウ

精選版 日本国語大辞典 「小侍従集」の意味・読み・例文・類語

こじじゅうしゅうこジジュウシフ【小侍従集】

  1. 平安末期の女流歌人小侍従の私家集。一巻。春、夏、秋、冬、恋、雑に部類され、百首歌の残欠と思われるものを含む伝本もある。小侍従は二条天皇高倉天皇に仕えた宮廷女房で、「待つ宵にふけゆく鐘の声聞けばあかぬ別れのとりはものかは」の秀歌で「待宵(まつよい)の小侍従」と呼ばれた。二条院讚岐や殷富門院大輔(いんぷもんいんのたいふ)と並ぶ当時の代表的女流歌人。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む