本来「人待つ宵」の約言と考えられるが、①の挙例「新古今集」の歌が評判になったため、歌語として定着した。とくに俳諧では、花も月も待つ心を尊重するところから、十五夜の月を愛でるあまりに、その夜の曇るのを心配して、前夜の月を観賞しておこうとし、その結果、②の意を生じ、一四日の月は小望月と称されて、俳諧の季題となった。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...