残欠(読み)ザンケツ

デジタル大辞泉 「残欠」の意味・読み・例文・類語

ざん‐けつ【残欠/残×闕】

書物などの、一部分が欠けていて不完全なこと。また、そのもの。「絵巻物の―」

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精選版 日本国語大辞典 「残欠」の意味・読み・例文・類語

ざん‐けつ【残欠・残闕】

  1. 〘 名詞 〙 一部分が欠けていて、不完全なこと。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「抑此両供は、正月中に他界すれば、残闕とて、当年の毛より新補之躰拝領するなり」(出典:大乗院寺社雑事記‐康正三年(1457)正月二三日)
    2. 「古書残缼(ザンケツ)して後人補綴し自己の論説を加えたるもあり」(出典:授業編(1783)五)
    3. [その他の文献]〔漢書‐芸文志〕

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普及版 字通 「残欠」の読み・字形・画数・意味

【残欠】ざんけつ

欠ける。

字通「残」の項目を見る

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