小勝田村(読み)おがつたむら

日本歴史地名大系 「小勝田村」の解説

小勝田村
おがつたむら

[現在地名]角館町小勝田

南流する檜木内ひのきない川西岸、対岸角館かくだて町、西に山地があり、沢の中に支郷北沢きたさわ村がある。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に三六五石とある。享保一四年(一七二九)の黒印高帳(秋田県庁蔵)に本田高二四〇石余、免六ツ七歩、新田・本田並合計当高二九七石余とある。寛政六年(一七九四)の六郡惣高村附帳に当高一九九石余とあり一〇〇石の減少である。享保期の「六郡郡邑記」に本村一八軒、支郷の北沢村二軒とある。文化年間(一八〇四―一八)の家数は二八軒(秋田風土記)、元治元年(一八六四)の仙北郡奥北浦村々惣高家数人数馬数取調帳(小貫文書)には三一軒、当高一九七石余とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android