小古津新村（読み）こふるつしんむら

日本歴史地名大系

小古津新村
こふるつしんむら

• 新潟県：燕市
• 小古津新村

[現在地名]燕市小古津新

勘新（かんしん）村の東に接する。寛永（一六二四―四四）以前は九右衛門新田と称し、開発当初は幕府領。慶安二年（一六四九）村上藩領となり、同四年以後小古津新村と称したという（「西蒲原郡誌」ほか）。貞享元年（一六八四）の郷村高辻帳は一五六石七斗余。宝暦六年（一七五六）の燕組村々高反別之覚（小柳家文書）によれば村高四〇四石五斗（反別三九町八反）、本田一七一石一斗、うち田一三九石一斗（一一町四反）・畑三一石九斗（七町六反）、見取新田は田一〇七石一斗（八町九反）・畑二石九斗（七反）、新田は田一一九石三斗（九町九反）・畑四石（九反）、家数四五（本百姓二二・借地二三）、男一三〇・女一五一・医者一・尼一、馬二。

出典　平凡社「日本歴史地名大系」