小園安名(読み)コゾノ ヤスナ

20世紀日本人名事典 「小園安名」の解説

小園 安名
コゾノ ヤスナ

昭和期の海軍大佐



生年
明治35(1902)年11月1日

没年
昭和35(1960)年11月5日

出生地
鹿児島県加世田市

学歴〔年〕
海兵(第51期)〔大正12年〕卒

経歴
霞ヶ浦航空隊を経て、横須賀航空隊分隊長、第12航空隊飛行隊長、第251航空隊司令、第302航空隊司令などを歴任する。昭和19年海軍大佐。戦後、厚木航空隊反乱の主謀者として軍法会議にかけられ、無期禁錮の刑になるが、28年恩赦により釈放された。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小園安名」の解説

小園安名 こぞの-やすな

1902-1960 昭和時代前期の軍人
明治35年11月1日生まれ。霞ケ浦(かすみがうら)航空隊飛行隊長などをつとめ,戦闘機隊長となる。ラバウルの第二百五十一航空隊司令をへて昭和19年第三百二航空隊司令。敗戦時に指揮下の厚木航空隊に戦争続行を命じたため,青年士官が空から抗戦ビラをまいた。海軍大佐。昭和35年11月5日死去。58歳。鹿児島県出身。海軍兵学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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