抗戦(読み)コウセン

精選版 日本国語大辞典 「抗戦」の意味・読み・例文・類語

こう‐せんカウ‥【抗戦】

  1. 〘 名詞 〙 他からの攻撃に対して抵抗して戦うこと。また、その戦い。〔布令字弁(1868‐72)〕
    1. [初出の実例]「会釈もなく大砲数発打掛しに基是商船なるをもて抗戦(カウセン)すべき勢ひもなく」(出典:近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉二)

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普及版 字通 「抗戦」の読み・字形・画数・意味

【抗戦】こうせん

抵抗し戦う。

字通「抗」の項目を見る

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世界大百科事典(旧版)内の抗戦の言及

【鄒韜奮】より

…大学卒業後,記者生活に入ったが,1931年に日本の東北侵略が始まると雑誌《生活》によって抗日の世論喚起をはかった。32年に魯迅らと中国民権保障同盟を組織し,国民政府の圧迫に抗して37年8月には雑誌《抗戦》を創刊,終生愛国活動を展開した。いわゆる〈抗日七君子〉の一人。…

※「抗戦」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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