小園神社(読み)おぞのじんじや

日本歴史地名大系 「小園神社」の解説

小園神社
おぞのじんじや

[現在地名]岡崎市中島町 小園

中島なかじま地籍の西に位置する。祭神は豊受姫命。旧郷社。社伝では長久元年(一〇四〇)創建と伝える。単に神明社と称していたが、住民が所在地名をつけて小園神明と名付けたと伝える。永正元年(一五〇四)中島城主由良光兼が本殿などを修造し、享禄元年(一五二八)同由良高家もさらに修造。朱印高一〇石は天正―慶長(一五七三―一六一五)間に家康が鷹狩の途中に当社に参詣した際の寄進という。「三河志」には「小園村外宮神明社領十石 神主牧弥右衛門」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android