小太夫鹿の子(読み)コダユウカノコ

デジタル大辞泉 「小太夫鹿の子」の意味・読み・例文・類語

こだゆう‐かのこ〔こダイフ‐〕【小太夫鹿の子】

元禄(1688~1704)のころ江戸で流行した鹿の子絞り歌舞伎役者伊藤小太夫が用いはじめた。江戸鹿の子。

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精選版 日本国語大辞典 「小太夫鹿の子」の意味・読み・例文・類語

こだゆう‐かのここダイフ‥【小太夫鹿子】

  1. 〘 名詞 〙 絞染めの一つ。貞享(一六八四‐八八)から元祿一六八八‐一七〇四)の初期にかけ、歌舞伎役者の二世伊藤小太夫が着て江戸で流行した鹿子染め。匹田(ひった)様のものという。江戸鹿子。〔随筆・本朝世事談綺(1733)〕

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