小尽(読み)しょうじん

精選版 日本国語大辞典 「小尽」の意味・読み・例文・類語

しょう‐じん セウ‥【小尽】

〘名〙
陰暦の小の月。
※遠西観象図説(1823)中「太陰年暦法にては、併月の余数一十二時四十四分三秒を捨て、全日二十九日を取りて一月とし、これを小尽と云ひ」 〔歳華紀麗注‐晦日〕
遊里で、大尽に対してあまり金を使わない貧客。
評判記難波鉦(1680)六「小しんなる殿達はくつは所へはゆきにくきことも有」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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