小岩井渡場遺跡(読み)こいわいわたつぱいせき

日本歴史地名大系 「小岩井渡場遺跡」の解説

小岩井渡場遺跡
こいわいわたつぱいせき

[現在地名]飯能市小岩井

入間いるま川右岸の広大な台地先端部に位置する。標高一六五メートル前後。昭和四九年(一九七四)発掘調査が実施され、縄文時代草創期のブロック六地点、早期ファイヤーピット一二、前期関山期の竪穴住居跡二一、土壙・落し穴などが発見された。ブロックは台地の肩部に点在し、チャート製の尖頭器を主として石斧・石核・大型剥片などが出土している。一ブロックからは有舌尖頭器・微隆起線文土器が出土。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 遺物 遺構 梯形

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む