小岩川村(読み)こいわがわむら

日本歴史地名大系 「小岩川村」の解説

小岩川村
こいわがわむら

[現在地名]温海町小岩川

出口沢(でぐちさわ)川の河口付近にあり、浜(はま)街道が通る。北は大岩川(おおいわがわ)村、南は鼠(ねず)ヶ関(せき)村の枝郷早田(わさだ)村。元和八年(一六二二)の酒井氏知行目録では高四二二石余。寛永三年庄内高辻帳では高四二六石余。明和七年(一七七〇)の御国目付廻村案内書(温海文書)での高三六〇石余、うち畑高三一石余、取米一八八石余、名子・水呑を含め家数七六、男一九六・女二二二、漆木四二二、船一八、牛四七。寛政八年(一七九六)庄内藩は年貢増徴策として荒地の興返・畑返・切添の自主申告を命じたが、当村はとくに藩の方針に協力し正直に報告したらしく、温海組全体での荒地興返高六七石余のうち四四石余を申告し、藩から五千文の褒美をもらい受けた(温海町史)。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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