小岫(読み)おぐき

精選版 日本国語大辞典 「小岫」の意味・読み・例文・類語

お‐ぐきを‥【小岫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 山の洞穴一説山間のくぼんで入り込んだ所。
    1. [初出の実例]「武蔵野の乎具奇(ヲグキ)が雉(きぎし)立ち別れ去にし宵より背(せ)ろに逢はなふよ」(出典万葉集(8C後)一四・三三七五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android