小島地村(読み)こしまじむら

日本歴史地名大系 「小島地村」の解説

小島地村
こしまじむら

[現在地名]玉野市小島地

木目もくめ村の北西に位置し、近世には瑜伽ゆが(現倉敷市)への参詣の要地の一つであった。元和三年(一六一七)児島郡物成帳に「小嶋路村」とあり、田畠高五七石余。寛永備前国絵図では高二九七石余。享保六年(一七二一)の田畠二五町七反余、家数六二・人数三九〇(備陽記)。文化年間の「岡山藩領手鑑」によれば高二九七石余、直高三九三石余で田中真吉の給地、田六町二反余・畑一九町一反余、池一〇・井戸五・樋一二、家数六五・人数三二六、牛四八、鍛冶屋一がいる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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