日本歴史地名大系 「小川戸村」の解説 小川戸村こかわどむら 千葉県:銚子市小川戸村[現在地名]銚子市東小川町(ひがしおがわちよう)・西小川町(にしおがわちよう)・南小川町(みなみおがわちよう)・北小川町(きたおがわちよう)高神(たかがみ)村の北西、新生(あらおい)村の南に位置し、滑(なめ)川が流れる。元和三年(一六一七)の柑子木数帳(谷本家文書)に「小かわと」とみえ、新左衛門尉・かわしろ・地福院・松蔵院・四良左衛門尉が柑子木を各一本ずつ植えていた。寛永四年(一六二七)旗本松平領となり,年未詳の松平氏領書上(宮内家文書)では小川戸村三五二石余。明暦元年(一六五五)海上(うなかみ)郡三崎(みさき)庄小川戸村の検地が行われている(高橋家文書)。元禄一三年(一七〇〇)頃の下総国各村級分では高五〇六石余で幕府領。宝永六年(一七〇九)上野高崎藩領となり、高五〇一石余のうち海高一六石・新田四石余(沢井家文書)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報