デジタル大辞泉
「小弓」の意味・読み・例文・類語
こ‐ゆみ【小弓】
遊戯用の小さい弓。また、それを用いた遊戯。
「遊びわざは―。碁」〈枕・二一五〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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こ‐ゆみ【小弓】
- 〘 名詞 〙
- ① 弓幹(ゆがら)の短い弓。小的(こまと)を近距離から射る競技「小弓会(こゆみえ)」の的射(まとい)に用いる弓のことをいう。また、小児用の雀小弓(すずめこゆみ)の類もいう。
- [初出の実例]「丁のはしらにゆひつけたりしこゆみの矢とりて」(出典:蜻蛉日記(974頃)上)
- ② 「こゆみあわせ(小弓合)」「こゆみひき(小弓引)」の略。
- [初出の実例]「於二飛香舎一有二小弓結番事一」(出典:日本紀略‐承平六年(936)三月一三日)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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世界大百科事典(旧版)内の小弓の言及
【胡弓】より
…広義には東洋のリュート属擦弦楽器の総称で,中国の[胡琴](こきん),朝鮮の[奚琴](けいきん)なども含まれる(イラスト)。狭義には日本のものを指し,鼓弓,小弓とも書く。日本の胡弓は三味線とほぼ同じ形で,少し小さい。…
※「小弓」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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