小引治村(読み)こひきじむら

日本歴史地名大系 「小引治村」の解説

小引治村
こひきじむら

[現在地名]九重町引治ひきじ

引治村に隣接する。南は木納水きのうず村。「玖珠郡史」などによれば慶長一三年(一六〇八)木納水村粟野あわの村とともに土佐藩主山内忠義室料になったとされる。正保郷帳引地村とあり、田高六四石余・畑高三五石余で、山田やまだ郷に属した。元禄郷帳では小引治村と記され、高一〇〇石余で村高は幕末までほぼ変わらない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む