日本歴史地名大系 「引地村」の解説
引地村
ひきちむら
天正一八年(一五九〇)の菜川地検帳には二小野村二五筆、引地ノ村二三筆、崎山村七筆、ヲソコヘ村四二筆、太ヒラ村一二筆、川渡村二七筆、橘谷村一〇筆、名ノ川戸ノ村五筆が記される。二小野村には四筆の居屋敷があり、多くの扣地をもつ神左衛門の屋敷は三反四四代二歩と大きい。引地ノ村は切畑が多く屋敷はなく、遅越村には一一の居屋敷が記される。うち三反三一代二歩の助左衛門屋敷が大きいが、耕地には切畑が多い。他は崎山村一、太ヒラ村三、川渡村二、橘谷村一の居屋敷が記されるが、川渡村の左馬允は三反一二代五歩の屋敷地をもち、付近には多くの扣・作がある。
引地村
ひきちむら
引地村
ひきじむら
引地村
ひきじむら
引地村
ひきじむら
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報