小当(読み)こあたり

精選版 日本国語大辞典 「小当」の意味・読み・例文・類語

こ‐あたり【小当】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「こ」は接頭語 ) 試みに少し探ってみること。ちょっと打診してみること。
    1. [初出の実例]「ひとりのごぜめが、手水場にまごついてゐたから、小あたりにあたっておいた」(出典:滑稽本・東海道中膝栗毛(1802‐09)四)
  3. 蒔絵(まきえ)で、器物に直接下絵を描くこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む