小当(読み)こあたり

精選版 日本国語大辞典 「小当」の意味・読み・例文・類語

こ‐あたり【小当】

〘名〙
① (「こ」は接頭語) 試みに少し探ってみること。ちょっと打診してみること。
滑稽本東海道中膝栗毛(1802‐09)四「ひとりのごぜめが、手水場にまごついてゐたから、小あたりにあたっておいた」
蒔絵(まきえ)で、器物に直接下絵を描くこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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