小惑星の試料

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小惑星の試料

小惑星には46億年前に太陽系ができたころ痕跡が残っているとされ、岩石や砂といった試料を採取できれば、太陽系の成り立ちを知る手掛かりになる。また、地球生命材料や海の水は地球に衝突した小惑星からもたらされたとの見方があり、生命の起源解明にも役立つ可能性がある。日本の探査機はやぶさは小惑星イトカワを調べ、2010年に世界で初めて小惑星の岩石試料を地球に持ち帰った。米国も小惑星ベンヌから試料を持ち帰る計画を進めている。

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