小早川秋声(読み)コバヤカワ シュウセイ

20世紀日本人名事典 「小早川秋声」の解説

小早川 秋声
コバヤカワ シュウセイ

大正・昭和期の日本画家



生年
明治22(1889)年9月26日

没年
昭和49(1974)年2月6日

出生地
兵庫県神戸

本名
小早川 盈麿

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校

経歴
谷口香嶠塾、山元春挙塾に学び、大正3〜6年中国、9〜12年欧州遊学。大正3年第8回文展出品の「だました後」が初入選。官展に出品を続け、昭和12〜16年中国、18年ビルマへ陸軍従軍画家として派遣され、戦争記録画を描いた。代表作「寂光の都」「ヴェニスの宵」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小早川秋声」の解説

小早川秋声 こばやかわ-しゅうせい

1889-1974 大正-昭和時代の日本画家。
明治22年9月26日生まれ。京都市立絵画専門学校を中退し,谷口香嶠(こうきょう),山元春挙(しゅんきょ)にまなぶ。大正3年文展に初入選。昭和6年以降,従軍画家として中国,東南アジア戦争画をかく。戦後宗教画を手がけた。昭和49年2月6日死去。84歳。兵庫県出身。本名は盈麿(みつまろ)。作品に「寂光の都」「ヴェニスの宵」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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