小普請支配(読み)コブシンシハイ

デジタル大辞泉 「小普請支配」の意味・読み・例文・類語

こぶしん‐しはい【小普請支配】

江戸幕府職名老中に属し、「小普請2」を支配し監督する役。

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関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「小普請支配」の意味・読み・例文・類語

こぶしん‐しはい【小普請支配】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府の職名の一つ。小普請の旗本御家人を支配・監督した役。享保四年(一七一九)に十人が任命され、家祿二百石以上の小普請が留守居支配を離れ、これに属した。宝暦三年(一七五三)には一二人に増員され、二百石以下の小普請も管轄下に入った。以後、小普請組に対して、旗本の編入された組をいった。

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世界大百科事典(旧版)内の小普請支配の言及

【小普請】より

…3000石以上の旗本は寄合に編入された。はじめ留守居支配に属し,1719年(享保4)から老中支配のもとに小普請支配が置かれ,これに属した。組に分けて統率され,46年(延享3)組頭を組ごとに1人置いた。…

※「小普請支配」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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